昨日に続き、今日も真夏のような暑さです。
今日のお茶会、お着物だと暑いかなと思ったのですが…やっぱり着ることにします^^
数少ない単衣の着物を出し、大慌てでコーディネート…♪
(着物の準備は、いつもなら前日にするんですが…!)
和服は季節に応じ、10月から5月までは袷(あわせ)なのですが、この暑さに袷は無理でしょ^^
最近は地球の温暖化も影響し、かつての衣替えの風習にはこだわらなくなってきてます。
裏千家、青年部の大寄席茶会です。
受付をし、まず通されたのが”香煎席”…♪
本席にはいる前に、のどを潤しておくつろぎ頂きたいというお席作りです。
ムラング・オ・フレーズ…♪
どういうお菓子かお尋ねすると、焼きメレンゲに干しいちごが入ってるそうです。
口に入れると、ふわっと溶けとても美味しかったですよ♪
軽いお菓子の後、香り高い新茶の冷茶…♪
グラスで頂くのが新鮮です。
待合へ…。
身支度を整えて客が揃うのを待つ場所です。
掛物にはこの席の主題が込められてます。
”青山緑水”
本席…。
点前座は、何だか見たことのない楽しい設えです。
青年部らしい若い感性が感じられます。

一同が席につくと、お菓子が運ばれます。
白磁に薔薇の主菓子、食べられる生花が添えられてます。
洋菓子のようにも見える和菓子ですね^^
今回の正客さんは男性の方です。
青年部だからでしょうか、正客さんの話術でしょうか、いつものお茶会より和やかな雰囲気かな…^^

亭主と正客の会話から今日の茶会の趣向が”新緑”のようです。
緑色の袱紗が印象的…♪
お菓子やお茶を大変おいしく頂いた後、お楽しみのお道具拝見!
立礼(椅子、テーブルの点前)の棚が、丸いテーブルとは斬新ですね。
若い女性のお部屋のような点前座の設えに、男性客も興味津々です…笑

点前座に飾られたお道具…♪
茶箱ががクラフトバンド、盆がアンティークシルバー、薄器はヴェネチアングラス…。
青年部だからこその、自由で大胆で楽しい取り合わせにみなさん感心しきりです。

煙草盆がまた楽しい♪
帽子型をした火入れは、青年部制作だそうです。
お床の掛物、お花、香合…。
この空間が全体を引き締めてるように思います。
今回も趣向が凝縮された空間で、おいしい一服のお茶を味わうひとときは、貴重な体験となりました^^♪
また、自宅にあるものを取り合わせてお茶を楽しむことが出来ると、改めて再確認させてもらえたお茶会でした。
ボチっとしていただけると嬉しいです。
いつも有難うございます♪