みなさま、いかがお過ごしでしょうか^^
私は茶道のお仲間と”大寄せの茶会”に伺いました。
大寄せの茶会は、一席に2,30人入るので席の雰囲気が堅苦しくなく気楽にお茶を頂けます。
いつもは本席でのパチリは控えてますが、今回は大丈夫でしたので様子をお伝えします。
寄付(よりつき)は、身支度を整えて客が揃うのを待つ場所です。
掛物にはこの席の主題が込められてます。
道具組が書かれた”会記”が用意されてますので、道具の銘などを見て主題の手掛かりにします。
今回の主題は・・・”春のおとずれ”でしょうか^^
歴代のお家元などがしたためられた「箱書き」を拝見します。
席中が整い、席入り…♪
正客がご挨拶です。
お点前が始まり席主のご挨拶…♪
応えるのは正客で、掛物をはじめとする道具の取り合わせなど、客の代表として会話をします。
今回のお道具で、私の目を惹いたのが”釣り釜”です。
”釣り釜”は春先限定で使う釜で、天井から吊り下げた鎖にかけられて用いる小ぶりの釜です。
釜・・・古芦屋瓢(銘…酔仙人)
お菓子を頂きます。
菓子・・・”たけのこ”
餡の中に本物の筍が入っていて、とても良いアクセントになってました♪
お茶を頂きます。
お茶席で頂く一服は格別です…^^♪
席主の挨拶でお席がおしまいになります。
大寄せの茶会では退席前に、床や手前座などに各自が近づいてお道具の拝見をします。
一服のお茶はもちろんですが、このお道具の拝見は毎回の楽しみのひとつです^^♪
棚・・・山雲
水指・・・染付山水絵
薄器・・・柳桜平棗
茶杓・・・納屋宗淡作 紫檀 (銘 加寿美)
お道具の取り合わせは、春の爽やかな景色が感じられました♪
初めて見る”釣り釜”…♪
この時期にしか見られないので、このお茶席に伺い良かったです。
亭主は床のしつらえや道具組との調和を考え、花入れを選び、客のためにその日の最高の花を入れます。
亭主のおもてなしの心に思いを馳せながら拝見します。
坐忘斎御家元筆のお軸…♪
お花は、山茱萸(サンシュユ)と椿
花入れは美濃加賀、香合は土筆
大人数が集う気楽なお茶会ですが、色々な趣向が凝縮された空間で、
おいしい一服のお茶を味わう素敵なひと時でした…^^♪
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