愛媛県の県名の由来となった愛比売命(えひめのみこと)も祀られている神社、
椿神社(正式名、伊豫豆比古命神社)の春祭り(椿まつり)が、2,3,5日に行われました。
これまで、4,5回行ったことがある椿まつりですが、ただ本殿でお参りをしていただけ・・・!
今年初めて知った「へぇ~そうだったの…!」がいろいろありました。
椿神社の歴史はかなり古く、社伝によると孝霊天皇の御代に鎮座されたといわれ2012年に御鎮座2300年祭が催されたそうです。
愛媛県内の知名度や歴史の深さを物語る堂々たる楼門です。
楼門を入ると、可愛い椿の形の絵馬が目を惹きます^^♪
”椿まつりのへぇ~その①”
3日間あるお祭りの初日午前0時に大太鼓で開始が告げられ、
最終日の24時まで72時間昼夜を徹して行われる比類のないお祭りだということ…。
絵馬を横目にそのままご本殿へ進みたいところですが…ちょっと待った!
”椿まつりのへぇ~その②”
椿神社での正式な参拝の順序があるそうなのです。
初めにご本殿の左横にある「奏者社」をお参りし、その次にご本殿の順だそうです。
奏者社には”万事お取次ぎを頂く神様”がいらっしゃるようです^^
奏者社脇に咲く椿…♪
階段両脇には、彫刻されている珍しい句碑玉垣、上の石球には干支の形が彫られてますよ。
参拝者が、かなり多くなりました…^^
普段は見ることのできない拝殿とご本殿を囲む回廊…!
”椿まつりへぇ~その③”
椿まつりには、「貸銭神事」「お忍び渡御」「合わせ火」という特殊神事がありました。
「貸銭神事」・・・神社から「守り金」を借り、翌年に倍額にして返すという珍しい行事。
1年間生業に励み、少しでも多くお返しできるように頑張る約束をする意味があるようです。
古い”冨久椿”の納所…。
「お忍の渡御」・・・中日の夜、神社の神輿が北土居町の金毘羅神社まで渡御する行事。
(ネットより画像をお借りしました)
神輿が社殿を出て楼門を通過するまで、神輿を揺すったり掛け声を出したりせず静かに進むそうです。
お神輿は赤い布で覆われ、担ぎ手はマスクをしてますね。
「合わせ火」・・・お忍の渡御の際、その道筋にある家はその年の正月飾りを焚いて神輿を迎える。
創建以来継承されてるお祭りが、今日まで連綿として続いているのです♪
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