しまなみ海道の中でも大三島にある”大山祇神社”は有数の観光スポットです。
私は10年以上前に2度ほど訪れてますが、境内にある大楠や国宝館の展示物の様子など鮮明に覚えてます。
鳥居をくぐると見慣れない景色が広がりました。
この総門の存在に驚きです^^
2010年に再建されたそうで、総ヒノキ造りで高さが12mもあるそうです。
境内の真正面にそびえる大楠…♪
樹齢は2600年だと伝えられ、ご神木として崇められています。
また、境内にある国宝館には全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の8割を収蔵!
それも歴史上名のある人々がこぞって奉納してます。
例えば源義経・頼朝は鎧を、武蔵坊弁慶は長刀を…などなど国宝の山です。
歴史に疎い私でさえ…へぇ~!
いったいどうしてここまで多くの武将たちがここに武具を奉納したのだろうかと不思議ですよね。
文書によればこの神社の御祭神は天照大神の兄神も大山積大神で、
この神を祀った全国1万以上の神社の総本社”日本総鎮守”だそうです。
特に戦勝の神、航海の神、陸海交通の神が祀られているため古くより多くの武将が戦勝を祈願して奉納したようです。
ガイドさんの説明に、またまたホォ~!
境内の軒下に歴代の総理、著名な軍人、政財界の重鎮などの参拝時の写真が飾られてます。
その中で見つけたのが第4代日本国有鉄道総裁十河信二氏…♪
新幹線の生みの親の十河氏の生家が、私の実家と比較的近いんですよね^^
ただそれだけのことなのですが…笑
国宝館へ行く途中にも、天然記念物の大楠や…♪
一遍上人建立と伝えられる宝篋印塔など…♪
国宝館に日本唯一の女性用の鎧があります。
一目で女性用と分かるのは、ウエスト辺りが絞られた鎧だからなのです。
その鎧は、大三島を守る戦いに勝利をもたらした太祝安用の娘”鶴姫”着用のもの。
…鶴姫哀話…
死闘が連日繰り返されたその中に、父より賜った鎧を身に着けた鶴姫の姿が見え隠れ…
戦いが終わり三島城に引き上げた戦士の中に恋人の安成の姿がなかった。
鶴姫の心の傷は大きくその夜小舟を漕ぎ出し、母の形見の鈴を胸に抱き安成の後を慕って海に消えた。
鶴姫18歳の初夏であった。
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