南楽園を後にして「外泊」へ向かいました。
外泊は”がいはく”ではなく”そとどまり”と読み、愛媛県愛南町の集落です。
この外泊地区は、独特な景観から「石垣の里」として知られてます。
急斜面に建つ各民家の周りに高い石垣が積み上げられてます。
以前はこの石垣、軒に達するほどだったそうですよ。
入り江に面した斜面のため、台風や季節風から民家を守るための高い石垣です。
坂道を上がって振り向くと美しい宇和海がキラキラと輝いて・・・。
随分前ですが「はじめてのおつかい」というテレビ番組に、ここに暮らすお子さんが出てました。
迷路のような路地を走り抜けるお子さんをカメラマンが必死に追いかける姿を思い出しました。
この石垣のくぼみは「遠見の窓」と呼ばれ、漁に出た様子を家人が見ることができるよう
海側の台所の窓の部分に作られたそうです。
幕末より今なおその姿を留める美しい石垣・・・
そこに先人の知恵と営みを見ることができ感激しました。
入り江で子供たちが釣りをしてました。
この海がまた綺麗で・・・素敵なところでしたよ♪
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